古い和食器のお店

和食器のお店に行った。

そのお店の店主は、20年ほど前にサラリーマンを辞め和食器の店主になったそうだ。

現在は和食器作家の窯元に作品を買い取りに行って、お店に売りに出したりしているそうだ。

今回見た和食器は伊万里焼だった。

いつも自分が使用しているお皿は100円均一で買った、大量生産のお皿だったので作家さんが作ったお皿に少し興味が湧いたので少し見学していった。

店内を一周、二周して、自分が気に入ったお皿を見つけた。練り込みで彩られた和食器だった。淡い色合いで、何回使っても飽きのこないことを思わせるお皿だった。割れたお皿を見せてもらったが、練りこんであるのでお皿の中も色がついている。練りこんである証拠だ。また、たまたまお皿を手に取るときに棚の上部にぶつかってお皿がキーンと鳴った。これは、高温で長時間焼いているの和食器の特徴だそうだ。

和食器の作家さんに丁寧作られ、お店に丁寧に飾られ、買ってもらったお客さんにも丁寧に使ってもらうことだろう。

最後に店員さんに、『今なら、お客さんには安くしますよと』と営業トークをしてもらったが、何も買わずにお店を後にした。

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