前回の診察で、MRIの注意事項や禁止事項が書いてあるチェックシートを渡されて記入はしていた。
ヒートテックは着てはいけない。化粧もしない。アクセサリーもしていない。インプラントや体に人工関節のような金属は入っていない、、、よし、確認OK 。当日病院に向かうことにした。
朝、7:50頃の病院はまだ人は多くはいなかった。診察券を機械に通し予約票を受け取り、放射線科に向かった。放射線科では、受付の方が座って待っていた。
わたし「今日は8:30からMRI を予約しています。」
放射線科の受付の方「薄紫のクリアファイルはありますか??、、、、診察券はありますか?」
診察券と予約票を渡す。
放射線科の受付の方「次回から出いいので、受付の時に機械に通したと思うんですが、近くに紫のクリアファイルがあるのでそれを取り、ファイルの小さいポケットに診察券を入れて中に予約票を入れて○○科の受付に渡してください。」
わたし「わかりました。」
放射線科の受付の方「お名前が呼ばれるまで、椅子に座ってお待ちください。」
椅子に座って、本を読んだり、スマホでインターネットをしたりして待っていた。
自分の名前が呼ばれた。
放射線科の方「トイレはお済ですか??」
わたし「すみません、トイレ行ってきてもいいですか?」
しまった、トイレに行くことを忘れていた。すぐにトイレを済ませ、戻る。
MRIの前にアコーディオンカーテンに仕切られた一角があり、その中で、医療用ガウンに着替え貴金属や、アクセサリーを外してスリッパに履き替えて待つように放射線科のスタッフに言われたので待っていた。
すぐに放射線科のスタッフが来て、
放射線科のスタッフ「貴金属のものや、アクセサリー、ヒートテック類は身に着けていませんか?」
わたし「身に着けてないです。」
放射線科のスタッフ「では、こちら、金属に反応する機械なのですが、正面に立ってもらって体を回転してもらい、反応があるか調べます。一周してください。」
わたし「わかりました」機械からは何も反応がなく一周できた。
放射線科のスタッフ「それでは、中に入ってもらいます。」
重厚な金属でできた扉を開け、中に入る。MRIがあった。
中に入ると放射線科のスタッフが「こちらに横になってください。今まで、MRIを受けたことはありますか??」
わたし「ないです。」
放射線科のスタッフ「少し、工事現場のような音がするのと、狭い空間なのですが大丈夫ですか??」
わたし「大丈夫です。」
横になっていると右手にナースコールを渡される。
放射線科のスタッフ「こちら右手に置きます。何かご気分が悪くなったりした場合、こちらを押してください。また、今回は子宮周辺の撮影ですが腰を持ち上げたり、左右に動かしたりしますと、画像がぶれてしまい、撮り直しになりますので動かさないで下さい。」
わたし「わかりました。」
体の上にバスタオルをかけた後に、
放射線科のスタッフ「それでは、ちょっと重くなります。」
そういって、約2キロくらいある重さのMRIの機械をわたしの体(お腹周辺に)に取り付けた。その後、ヘッドホンを取り付ける前に
放射線科のスタッフ「これから約20分間撮影に入ります。何かご気分が悪くなった場合はナースコールでお呼びください。MRIの撮影中は音が大きく鳴るので、こちらヘッドフォンをつけさせてもらいます。それでは、ベット動かします。」
わたし「わかりました。」
MRIのベットが動きドーナツの半分にしたドームの中に体が入る。撮影場所(わたしのお腹)がドームの真ん中の位置になったのでベットが止まった。
その後、ヘッドフォンから癒しの音楽が流れたと思ったらすごい音がしていた。
先ほど、スタッフの方が言っていた工事現場のような音がしている。
ががががが
ふぁんふぁんふぁん
ピーキュルル、、、、、ピーキュルル、、、、
20分たっただろうか、、、、、
だんだん時間間隔が分からなくなる。
ヘッドフォンから、放射線科のスタッフの方から「それでは、今日の撮影は終わります、リラックスしてください。」
金属の重厚な扉が開き、スタッフの方が入ってきた。MRIのベットが動き、ドームの中から自分が移動する。
放射線科のスタッフ「ご気分は悪くないですか?」
わたし「大丈夫です。」
体から、MRIの機械が取り外されていく。寒くないようにかけてくれたバスタオルも。
放射線科のスタッフ「これで、今日のMRIは終わりになります。お着替えを済ませ、会計に向かってください。お疲れさまでした。」
薄紫のクリアファイルを渡される。ベットから起き、スリッパを履き、着替えるためにアコーディオンカーテンの準個室に入る。着替えを済ませて、会計を済ませて。その日は終わった。
次回は、MRIと血液検査の結果を聞きに行く。どういわれるか楽しみのような、怖いようなそんな気持ちになっていた。
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