わたしはあなたたちの母親じゃない

おばさんから言われた言葉だ。

私のおばさんから言われた言葉。

何回思い出しても悲しいなと思う。

私は父親が離婚しているので、母親という存在が身近にいなかった。

父親が仕事で家にいない間は、祖母が面倒を見てくれた。祖母が、叔母に娘のように面倒を見てやってくれと言ったんだろうか、、、。優しくはしてくれた。私も自分の母親がいなかったから、母親のような存在が欲しかったんだと思う。甘えていたのかもしれない。

それをだんだんうっとうしく思っていたのか、私はあなた達の母親じゃない。と言われてしまった。

正直なところ、寂しかったし、悲しかったし、まだ子供の心だった私はつらかった。

それから、10年たって社会人として働いて、私はブログまで書くようになった。もう、子供の私ではないんだ。自分で考えて行動できるし、自分の事は自分で決めていい。言い返してもいいんだ。

何かの本で読んだのかは忘れてしまったが、小さい子供のゾウの足首に足かせをして鎖でつなぐ。大きく、大人のゾウになって力がついても引きちぎろうとせず、従うようになる。

という話だ。ゾウを飼ったことはないから、実際のところはわからないが自分としてはこの話が浮かんだ。というか、この言葉を思い出すたびにこの話を思い出す。

わたしはゾウのようにななりたくない。

自分の人生だから、自分の思ったように生きていきたいと思う。

そんなことを考えていた一日だった。

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